恐竜の色はどのようにして復元するの?
結論を先にいってしまうと、恐竜の色は基本的にわかりません。
では何を根拠に色をつけているかというと、現在の爬虫類や鳥類を参考にして描く場合が多いようです。皮膚の跡が凹凸として残っている場合がありますが、残念ながら色までは残っていません。
昔の恐竜の復元画を見ると、茶色やくすんだ緑の地味な色をしていますが、最近の復元画では鮮やかな色が使われています。こうしてみると、恐竜の色は恐竜という動物の見方に大きく影響されてきたと言えます。20年近く前には、恐竜は体温が気温に左右されやすい変温動物で、図体が大きくて、頭が悪く動きが鈍い動物だと信じられていました。ところが、恐竜は実は哺乳類や鳥類のように温血動物(恒温動物)だったのではないかという考えが出されてから、恐竜はみな活発に動き回っていたように描かれています。恐竜の色もそれに合わせるように、カラフルなものが増えてきているように見えます。恐竜と鳥類は非常に近い関係なのではないかという仮説も、恐竜の色をカラフルな鳥類と似せて描く風潮に拍車をかけているように見えます。しかしながら、恐竜の色はあくまでも想像であって、今のところ何もわかってはいません。


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(2006/09/07更新)
