世界で行われている化石発掘の一部をご紹介します。
カナダ(アルバータ州)
カナディアンロッキーを有するアルバータ州は、恐竜発掘の歴史が長く、白亜紀後期の地層が露出し、たくさんの恐竜化石が発見されていることで世界的に有名です。現在も、恐竜の発見が相次ぎ、アルバータ州立恐竜公園は、世界遺産に指定されています。
メキシコ(コアフィラ州)
コアフィラ州のリンコン・コロラドという地区では、白亜紀後期の恐竜化石が発見されています。この産地は、砂漠という環境下のために恐竜の骨化石包含層が見渡す限り広がっており、ハドロサウルス科や獣脚類恐竜の骨化石が多数見つかっています。中でもハドロサウルス科の骨格は保存が良く、皮膚痕を残した骨格も発見されています。また、同時代の恐竜足跡化石も発見されています。
モンゴル国南部
モンゴル南部にはゴビ砂漠が広がっています。白亜紀後期の地層から恐竜化石が豊富に露出し、世界的に重要な発見が今でも相次いで報告されています。化石の保存が良いため、約7000万年前に生きていた恐竜がどのように生活していたかということを教えてくれる化石がたくさん発見されています。
モンゴル国西部
モンゴル西部には、白亜紀後期の地層の露出は南部の地域に比べて少ないものの、三畳紀から白亜紀前期の地層が露出しています。恐竜化石発見も、モンゴル国南部に比べ少ないですが、これからの発掘により重要な発見が期待されているところです。
中国(内モンゴル自治区スウフントウ)
中国北部に当たる内モンゴル自治区はモンゴル国に接し、ゴビ砂漠の一部が分布しています。乾燥した気候で植物が少ないため、地層の露出が良く、白亜紀前期・後期の恐竜が発見されています。恐竜の進化学において世界的に重要な場所です。
韓国
韓国には、恐竜の連続歩行足跡化石がたくさん知られています。獣脚類、竜脚類、鳥脚類の足跡を始め、鳥や翼竜の足跡化石も発見されています。最近では、恐竜の骨化石や卵の化石も次々と報告され、世界的に注目を浴びています。
