恐竜むらへようこそ 恐竜むらトップへ
寺子屋トップへ
なぜなにトップへ 発掘体験トップへ 縁日トップへ
見せ物小屋へ 福井県立恐竜博物館トップへ
なぜなに
恐竜の「なぜなに」を、なぜなにざむらい龍之進[たつのしん]にきいてみたよ!
とらのまきで、一[いち]から九[きゅう]までの「なぜなに」を一刀両断[いっとうりょうだん]するぜ!
登場人物[とうじょうじんぶつ]
タケシくんマーク タケシ
くん
ナオミさんマーク ナオミ
さん
なぜなにざむらい 龍之進[たつのしん]マーク なぜなにざむらい
龍之進[たつのしん]
第一章 第一章 第三章 第四章 第五章 第六章 第七章 第八章 第九章
第六章[だいろくしょう] 「恐竜は赤[あか]ちゃんをうんだの?」
タケシくん 「こんにちは〜、龍之進さま。」
ナオミさん 「龍之進さま、またおしえてほしいことがあるんだけど。」
恐竜ものしり 龍之進[たつのしん] 「おぅ、あがれあがれ。今日[きょう]は何[なん]だ?」
タケシくん 「んーとね。恐竜の赤ちゃんのことをおしえてほしいんだ。」
ナオミさん 「龍之進さま、タケシったらね。恐竜が赤ちゃんをうんだとおもってるんだ。ホントはタマゴをうんだんだよね。」
タケシくん 「恐竜ってあんなに大[おお]きいんだよ?そんな大きなタマゴだったら、うんだだけでわれちゃうよ!だから赤ちゃんになるまでお母[かあ]さん恐竜のおなかにいたの!」
恐竜ものしり 龍之進[たつのしん] 「おぅおぅ、ふたりとも、おちつきやがれ!せめぇウチなんだから、ふつうにしゃべりゃきこえるわな。んで?『恐竜は赤ちゃんをうんだかどうか』ってか。」
タケシくん 「そうそう、ボクの方があってるよね!」
恐竜ものしり 龍之進[たつのしん] 「だからしずかにしやがれ!まぁ、きけ。タケシよ、そもそもな、子供[こども]を赤ちゃんでうむってな、おめぇら人間[にんげん]みてぇな『哺乳類[ほにゅうるい]』って生[い]き物[もの]だけなんだぜ。」
タケシくん 「えぇっ!そうなの?『ほにゅうるい』の方[ほう]がめずらしいんだ…。」
恐竜ものしり 龍之進[たつのしん] 「まぁな。たいていの動物ってな、タマゴに入ってうまれてくるもんなんだ。ま、タマゴってひとくちにいってもよ、ニワトリとかトカゲみてぇに、かてぇ『殻[から]』のヤツもいれば、カエルとかサカナみてぇに、やわらけぇタマゴのヤツもいる。ムシのタマゴもやわらけぇ方[ほう]に入[はい]るかな。」
ナオミさん 「へー!そうなんだ。いわれてみれば、たしかにそうだね。じゃ、タケシ。今日はワタシのかちってことで。」
恐竜ものしり 龍之進[たつのしん] 「まぁまてまて。じつはな。タケシのいうことは、もっともなところがあんのよ。恐竜のタマゴの大きさだがな。」
タケシくん 「え?じゃ、ボクのがあってるの?」
恐竜ものしり 龍之進[たつのしん] 「だから、さきばしるなってんだろ!タマゴの大きさ。つまり恐竜みてぇな、でっけぇずうたいのヤツだからよ、タマゴもさぞかしでっけぇだろうなぁ、と、ふつうはおもうだろうがよ。」
タケシくん 「うん、おもうおもう。」
恐竜ものしり 龍之進[たつのしん] 「ニワトリのタマゴだったら、おめぇらでもかんたんにわれるよな。それを恐竜のすんぽうにあわせて、10ばいの大きさのタマゴだったとする。タマゴそのものもあわせておもくなるから、タマゴの『殻』はおもくてたえられねぇ。つまりわれちまうってわけだ。」
タケシくん 「そうそう。さいしょにいったじゃない。」
恐竜ものしり 龍之進[たつのしん] 「あぁ。そこでだ。じぶんでわれちまわねぇように、『殻』をがんじょうにあつくしてやる。するとどうなる?今度[こんど]は、中[なか]にいる赤ちゃんがでてこれねぇってことがおこるのよ。がんじょうすぎてな。」
ナオミさん 「え?赤ちゃんがでてこれないんじゃ、しんじゃうよ。でも恐竜もタマゴをうんでたんだよね。どういうことなの?」
恐竜ものしり 龍之進[たつのしん] 「恐竜も、ちゃぁんとかんがえてるさ。からだにあわせて大きいタマゴをうむからダメなんだからよ、小[ちい]さなタマゴをうめば、『殻』のあつみだってそこそこですむだろ?えぇと、いま恐竜のタマゴの化石をみせてやるからよ。」
タケシくん・ナオミさん 「わぁ!もってるなんてすごい!さすが!」
恐竜ものしり 龍之進[たつのしん] 「まてまて。うつし絵[え]だ、うつし絵。これだ。」
タマゴの化石
「恐竜もいろんなヤツがいるからな。小さなタマゴだと5cmぐらい、大きいタマゴだと70cmぐれぇだそうだ。ふつうはまるいものだと10から15cmぐれぇで、こっちのながっぽそいもんだと30から40cmってとこだろうな。」
ナオミさん 「へぇ、形[かたち]で大きさがちがうんだ。」
恐竜ものしり 龍之進[たつのしん] 「そうだな。さっきの『殻』のあつみとかんけいがあるんだろうがな。」
タケシくん 「ちょ、ちょっとまってよ、龍之進さま!これが恐竜のタマゴだっていう『しょうこ』はあるの?まさか大きいから恐竜のっていうの!」
恐竜ものしり 龍之進[たつのしん] 「大きいから?まぁ恐竜の時代に、これだけでっけぇタマゴをうむような、でっけぇ生き物といえば、恐竜しかいねぇからな…。」
タケシくん 「まじめにこたえてよ!龍之進さま!」
恐竜ものしり 龍之進[たつのしん] 「っと、そうにらむな。『しょうこ』はある。タマゴの中にうまれるまえの恐竜が入ってたヤツが見つかってる。つうことはそれとおなじようなタマゴは恐竜のタマゴといえるよな。」
恐竜のタマゴの断面イメージ
ナオミさん 「おなじような…って、まるいとかの形じゃないよね?」
恐竜ものしり 龍之進[たつのしん] 「かたちも大事なんだがよ、タマゴの『殻』をたんねんにしらべた、むかしのえらい恐竜学者[がくしゃ]の先生[せんせい]がいんのよ。その『殻』のなかま分[わ]けで、恐竜のタマゴかどうか分かるってことなんだ。」
ナオミさん 「へぇー。何でもしらべてみるもんなんだねぇ。」
恐竜ものしり 龍之進[たつのしん] 「そういえば、北谷[きただに]でも恐竜のタマゴがみつかっているんだぜ。」
タケシくん 「北谷でタマゴの化石も発見されてるの!しらなかったな。」
恐竜ものしり 龍之進[たつのしん] 「これが化石のうつし絵だ。」
北谷[きただに]の卵殻[らんかく]化石
「ざんねんなことにタマゴまるごとじゃぁなしに、『殻』だけだがな。だがこうして、研究[けんきゅう]で恐竜のタマゴとかんていされている。すばらしい発見だな。」
ナオミさん 「北谷って、骨の化石も見つかるし、あしあとの化石も見つかってるし、タマゴの化石も見つかってるなんて。」
恐竜ものしり 龍之進[たつのしん] 「あぁ、まだまだでてくるぞ!おいらも、すっごくきたいしてるんだぜ。…っと、タケシ、何[なに]しょげてんでぇ。」
タケシくん 「んー。タマゴについてはナオミのかんがえがあってて、ボクのはまちがいだったんだなーって。」
恐竜ものしり 龍之進[たつのしん] 「あっはっは。タケシ、おめぇのかんがえも、もしかしてあってるかもしんねぇぜ?」
タケシくん・ナオミさん 「え?さっきちがうって。」
恐竜ものしり 龍之進[たつのしん] 「いいか?だれも恐竜時代[じだい]をみてはこれねぇんだ。ぜったいいなかったってだれがいえる?げんにな、『哺乳類[ほにゅうるい]』でなくとも赤ちゃんをうむ動物がいんだよ。むずかしいことばでいうと『卵胎生[らんたいせい]』ってヤツだな。タマゴはタマゴなんだが、お母さんのおなかの中でタマゴから赤ちゃんがうまれるから、はためには、お母さんが赤ちゃんをうむのとかわらねぇ。恐竜はまだ見つかってねぇヤツが、たくさんいるはずだ。そんなかに『卵胎生』だったって『しょうこ』をもつヤツが、ぜったいいないってだれがいえる?」
ナオミさん 「うーん、昔[むかし]のことだもん、ぜったい、なんていえないよねぇ。」
タケシくん 「そうか!ボクが発見すればいいんだね!恐竜学者になるぞ!うぉぉ…」
ナオミさん 「あ、どこいくの?ワタシのかちだから、おダンゴおごるやくそくでしょ!」
恐竜ものしり 龍之進[たつのしん] 「にげられちまったみてぇだな。もうヘンなやくそくすんなよ。
 よっしゃ!今日[きょう]のなぜなにも、無事[ぶじ]!一刀両断[いっとうりょうだん]!」
タケシくん・ナオミさん 「おみごと!じゃ、またね〜。」
卵でうんだ
恐竜はワニやトカゲと同[おな]じ『は虫類[ちゅうるい]』の仲間[なかま]なので、赤ちゃんではなくて、固[かた]い殻におおわれた卵を産みます。北谷の発掘現場[はっくつげんば]でも、恐竜のものと思[おも]われる卵の殻が見つかっています。
ページ上部[じょうぶ]へ
恐竜むらトップ | 寺子屋[てらこや] | なぜなに | 発掘体験[はっくつたいけん] | 縁日[えんにち] | 見せ物小屋[みせものこや] | 恐竜博物館トップ
Copyright © 2008 Fukui Prefectural Dinosaur Museum. All Rights Reserved. 困った時[こまったとき]ページへ 困った時[こまったとき]