■ボーンベッド調査は続く

千秋です。こんにちは。

8月9日月曜日分の発掘日誌。それでは始めさせていただきたいと思います。

今日の天気は晴れ。空が気持ちのいい青です。暑いことは暑いのですが、日差しもきつくはなく、風も適度に吹いて、良いコンディションです。

さて、ハンマー隊のようすです。今週も引き続き、ボーンベッドの石を小割りしていきます。週末には隊員の出入りがあるため、新しい隊員の方は目が慣れてくるまで、ひとつひとつ確認しながらの作業です。

そんな中でも…。お?何か見つかりました?おー、ウロコ。大きめですね。こちら、カメの甲ら。お、小さな骨ですが、形が面白そうですね。こちらワニの歯。キレイですね。

さ、また前線から石が来ましたよ。そう、水で泥を流して確認していきましょうか。

さて、前線のようすです。前線の穴、いよいよ深くなってまいりました。重機が前線に入るのも一苦労です。到達すれば骨化石を多産すると目論んでいたボーンベッド(骨化石包含層)からは、今のところ祝杯をあげるべき標本は見つかっていないようです。うーん…。

ま、そうも言ってられないので、目を皿のようにして探します。彼らの苦労が報われる化石、早く出てきて欲しいですね。といったところで、今日の発掘日誌、終わりにしたいと思います。ではでは。