■エンジンカッター大活躍中

千秋です。こんにちは。

8月18日水曜日分の発掘日誌。それでは始めさせていただきたいと思います。

今日の天気は晴れ。暑いことは暑いのですが、風が適度にあり、まずまずのコンディションです。現場の空にはトンボが飛び交い出しました。そろそろ秋でしょうか。

さて、前線のようすです。さ、アイアンを装備した重機が降りていきます。本格的な掘削が始まるようです。さて、この場所のボーンベッド層はどうでしょうか。土砂がかぶる壁を洗って、層準の確認を行うようです。以前も言いましたが、ボーンベッドは骨化石を包含する層準の呼び名と言うだけで、明確に他の層準と違いがある訳ではないですからね。岩を割って確認するしかない訳で。

さて、前線の脇に残されていた足跡面の一部。これをやはり取り外すことにしたようです。でも一口に取り外すと言っても、かなりムリがある訳で…。という訳でエンジンカッターで周囲を除去し、横からヒビを入れてブロックとして取り外すことにしたようです。大型機械が入ればカンタンでしょうけどね。このブロックを外すには、ある程度の深さが必要ですね。これは時間がかかりそうです。

さて、ハンマー隊のようすです。みなさん暑い中、ホントお疲れ様です。でもその甲斐あって…、貝化石!…もたくさん取れますが。お、ウロコですね。おーカメ化石。奥に続いています。クリーニングが楽しみですね。お、ワニの歯。線がハッキリ見えます。と、おぉ出ました!骨化石。反対側。肋骨?でしょうか。いいですね。

なかなか調子が出てきたようですね。さすがにコレ!というものにはまだ巡り会っていない訳ですが。ボーンベッドの続きに期待しましょう。といったところで、今日の発掘日誌、終わりにしたいと思います。ではでは。