■発掘隊員たちの1日

千秋です。こんにちは。

8月27日金曜日分の発掘日誌。それでは始めさせていただきたいと思います。

今日の天気は快晴。朝からきつい日差しが肌を焼きます。前線、朝イチは陰ってますが、そこからはずっと日が照りっぱなしなんです。きついですね。

さて、今日は発掘現場の1日をレポートしていきたいと思います。現在、朝のミーティング中。現場の状況や注意事項の伝達などが行われます。

準備が出来たら、ハンマー隊はテント立て。あと、現場に初めて来た新人隊員に現場の状況を説明したりもします。それがすめば後はひたすらハンマーで石を叩く作業を続けます。

お?出ましたか?右は小さいですがワニの歯。左は骨…でしょうね。こちらはカメの甲ら。表面の模様がハッキリしているいい標本ですね。こちらは。おぉ、板状の骨ですね。何でしょうか。

さて昼食。あ、今日は金曜日だからカレーライスですね。みんなのくつろぎの一時です。

さ、午後からもがんばりましょう。今度は前線のようすです。あ、山本匠先生、化石のスケッチをなさってますね。こうした発見の生々しさを見ることも絵の完成度を高めるんでしょうね。

おっとこちら、ものすごく小さな骨。上腕骨?でしょうか?こちらも骨。ホントに発見が続いていますね。

前線の穴でも化石の確認が続けられています。

前線での確認がすんだ石がハンマー隊へと運ばれていきます。先程の小さな骨もありますから、中に入っている可能性はゼロではありませんよ?

さ、タイムアップ。テントをたたんだあとは資材を現場事務所まで戻します。いやいや、今日も1日お疲れ様でした。宿舎に戻っておいしいご飯にしましょうか。疲れをとって、明日も元気にがんばりましょう!といったところで、今日の発掘日誌、終わりにしたいと思います。ではでは。