植物化石も実に興味深い
| 2010年8月30日 |
千秋です。こんにちは。
8月30日月曜日分の発掘日誌。それでは始めさせていただきたいと思います。
今日の天気は快晴。ホント真っ青な空です。気温はやはりバカみたいに暑いのですが、風が適度に吹いて不快さをやわらげてくれます。
さて、今日が現場作業最終日。明日は撤収作業のみ。泣いても笑っても発掘として石が叩けるのも今日限り。最後まで精一杯がんばりましょう！
さて、ハンマー隊の場所の石。だいぶ少なくなりましたね。これもみんなのがんばりのたまものです。
さ、ではハンマー隊の化石を見せてもらいましょう。これは骨ですね。板状で大きめです。こちらはカメ。こちらは骨。平らですがまわりは風化しているのでしょうか。
さて、前線のようすです。今日までに掘削した岩が相当量ありますので、それを処理してしまうようです。アイアンで小割り、エンジンカッター、取り外し、記録・梱包。やることはいくらでもありますね。
お？これは。植物の球果と思われるものです。まるで「トウモロコシ」のようですね。こちら、表面がすごくしわしわです。木の幹（樹皮）ではないかと推測できますが、本当のところはどうなんでしょう。興味深い標本です。
さ、お疲れ様でした。今年の調査もたいした問題もなく終了しました。あとは明日の撤収作業を残すのみ。キレイに片付けて気持ちよく終わりましょう！といったところで、今日の発掘日誌、終わりにしたいと思います。ではでは。
