2013年度調査、スタートです!

こんにちは。千秋です。福井恐竜発掘調査レポート2013、それでは始めさせていただきたいと思います。

さて、第四次恐竜化石発掘調査、今年2013年度から開始となりまして、4年間、2016年度まで行われます。今年の調査は7月29日から9月14日までの42日間、ほぼ毎日調査が行われます。

調査面積は200㎡。ここに恐竜博物館職員、県内外の恐竜化石研究者、地質学系大学生・大学院生など、計100名以上の人々が調査に参加します。

さて、現場が見えてきました。

ここが恐竜化石発掘現場です。左手の崖の下、こちらが第一次から三次までの調査箇所、第四次調査は右手の崖の上になります。恐竜の骨化石などを含む地層、通称ボーンベッドですが、右手にかけて上るように伸びていまして、あの崖の上に出てきているのです。

では前線に行ってみましょう。結構、急ですね。――到着。さっそく調査隊員の皆さん、やっておられますね。今は地層の様子を確認しながらの作業だそうですが、多少化石も出ているようです。

北陸地方は8月3日にようやく梅雨明けしました。29日からの週は雨続きで作業があまり進められませんでした。やっと夏を迎えた発掘現場。気を取り直してがんばっていきましょう。

さて、現場と川をはさんで対岸では、野外博物館(仮称)の建設工事が進められています。来年夏オープン予定だそうです。どんなものになるのでしょう。楽しみですね。

といったところで、今日の発掘レポート、終わりにしたいと思います。ではでは。

(千秋利弘)

© 2013 Fukui Prefectural Dinosaur Museum.
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