特別展ニュース
【終了しました。多数のご来場ありがとうございました!】
特別展写真館
特別展会場内のようす
エントランスホールに首を伸ばす竜脚類
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エントランスホールに首を伸ばします。
特別展導入部で顔をのぞかせる恐竜
導入部の壁には恐竜たちが顔をのぞかせます。
右にも左にもいるよ。何の恐竜かな?

アジア恐竜時代のはじまり:古環境について
アジア恐竜時代はどのように始まったのか?
大陸移動など時代背景からまず説明
ルーフェンゴサウルスの最期
ルーフェンゴサウルスの産状再現。
復元画にあるような最期だったのか?

竜脚類の代表的な頭骨の比較
頭骨比較から、竜脚類の特徴を考えます。
図にある違いを標本でも見てみましょう。
特別展展示骨格のうちの2体
ヤンチュアノサウルス(右上)と
ルーフェンゴサウルス(中央)

アロサウルスの頭部骨格と生体模型
有名なジュラ紀の獣脚類アロサウルスの
骨格と生体模型で構造を理解します。
踏んでくらべるティラノサウルス足跡
これがティラノサウルスの足跡の大きさです。
あなたの足とくらべてみましょう!

チュアンジエサウルスの頸椎(首の骨)
特展の見どころ、アジア初公開エウヘロプス!
ぜひこの大きさを実感してください。
さわれるアパトサウルスの上腕骨
さわってみよう化石標本。
これはアパトサウルスの上腕骨です。

学名がついた福井産竜脚類
学名がついたフクイティタン・ニッポネンシス。
復元するとしたらこの大きさでしょうか?
フクイティタン標本の産状レプリカ
フクイティタン標本の産状レプリカです。
このように発掘現場で発見されました。

復元画「恐竜時代の福井」の変遷
長年の研究の折々で描かれた復元画たち。
解明による変遷がよく分かります。
記念写真コーナー
ルーフェンゴサウルスの子供と一緒に
記念写真を撮りませんか?


特別展準備日誌

6月30日

今日は中国から来たスタッフの博物館での準備の最後日。雲南省のチュアンジエサウルス(Chuanjiesaurus)の化石を準備します。すでに大腿骨や肩甲骨、腰帯は設置しています。チュアンジエサウルスは雲南省で最初発見されたの竜脚類です。全身骨格の一部しか展示されていませんが、保存状態は非常に良い化石です。もう一つは、マメンチサウルス・ヤンギ(Mamenchisaurus youngi)の頭骨で、非常に珍しいです。

チュアンジエサウルスの頸椎(首の骨)
チュアンジエサウルスの頸椎(首の骨)です。
でっかいでしょう。
チュアンジエサウルスの大腿骨と肩甲骨
チュアンジエサウルスの大腿骨と肩甲骨

マメンチサウルスの頭骨
マメンチサウルスの頭骨
中国のスタッフの皆さんとの写真です。
中国のスタッフの皆さんとの写真です。


6月29日

今日は雲南恐竜谷から運ばれてきた貨物から、恐竜の頭骨を出しました。もちろんルーフェンゴサウルスの頭骨もあります。保存状態の非常に良い大人と子供の頭骨です。なんと言っても、大人の方のルーフェンゴサウルスの頭骨は立体的に保存されており、細部にわたって丁寧なクリーニングが行なわれています。子供の頭骨もまた保存が良く、目の強膜輪も保存されており、非常に貴重です。ぜひとも見ていただきたいと思います。雲南のジュラ紀獣脚類の頭骨も展示されます。こちらも日本に初めて来ることになった、貴重な標本です。

ルーフェンゴサウルスの頭骨(左側)
ルーフェンゴサウルスの頭骨(左側)
ルーフェンゴサウルスの下顎
ルーフェンゴサウルスの下顎

ルーフェンゴサウルスの子供の頭骨
ルーフェンゴサウルスの子供の頭骨
雲南元謀のジュラ紀獣脚類の頭骨
雲南元謀のジュラ紀獣脚類の頭骨


6月27日

今日は世界恐竜谷(雲南省)の一部化石をご紹介します。雲南で一番有名な恐竜は古竜脚類のルーフェンゴサウルス(Lufengosaurus)です。中国で初めて完全な全身骨格が発見された恐竜です。その後も雲南では沢山のルーフェンゴサウルスの化石が次々に発見されています。もうひとつ、肉食恐竜ディロフォサウルス(Dilophosaurus)の全身骨格も展示します。今回、頭骨だけは来ていないのですが、他の部位はほぼ本物です。この標本は世界中のディロフォサウルスでも一番状態の良いものです。非常に貴重です。もちろん初来日です。

「禄丰龙」は中国語のルーフェンゴサウルスの表記です。ルーフェンゴサウルスはこの箱で、様々な場所へ旅行しています。

ルーフェンゴサウルスの全身骨格です。
ルーフェンゴサウルスの全身骨格です。
ディロフォサウルスの発見者、王 涛(ワン・タオ)さん。
ディロフォサウルスの発見者、
王 涛(ワン・タオ)さん。

ディロフォサウルスの全身骨格を組み立てています。
ディロフォサウルスの全身骨格を組み立てています。
これはルーフェンゴサウルスの子供です。
これはルーフェンゴサウルスの子供です。
特別展でこの子供恐竜と一緒に写真を撮りませんか?


6月26日

今日は、中国の自貢恐竜博物館と雲南世界恐竜谷のスタッフが一緒に作業しています。まず四川省で発見されたヤンチュアノサウルス(Yangchuanosaurus hepingensis)の全身骨格の展示です。ヤンチュアノサウルスはジュラ紀後期のアジアでの大型の肉食恐竜です。今回展示する全身骨格は、頭骨以外は実物化石!気をつけないと。ヤンチュアノサウルスは特別展会場の中で中心となる展示なので、一番最初にしなければなりません。

最初は台と骨組みを組み立てます。
最初は台と骨組みを組み立てます。
化石を次々に骨組みに載せます。皆さん頑張ってますね。
化石を次々に骨組みに載せます。
皆さん頑張ってますね。

頭を付けると、ヤンチュアノサウルスが復活!かな。
頭を付けると、
ヤンチュアノサウルスが復活!かな。
順調に進んでいますね。脊椎と接続したあと、四肢を付けていきます
順調進んでいますね。
脊椎と接続したあと、四肢を付けていきます。

ヤンチュアノサウルス完成
一日ぐらいかかっての完成です。
後はヤンチュアノの周囲で作業ですね。

これからの準備作業は、ヤンチュアノサウルスが見守ってくれることになります。


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