特別展を担当した主任研究員である後藤道治が講師となり、2階研修室にて午後1時から行われました。
始祖鳥は、恐竜とも鳥ともつかない姿をしています。進化論の強力な後押しとなったこの標本は世界中でたった10体しか発見されていない非常に貴重なものです。
この始祖鳥とは一体いかなる生き物だったのか、恐竜や鳥とどこがどう違うのか、はたして飛ぶことができたのだろうか。また生物の進化に対して持つ意義についてなど、興味深い話をお聞きいただきました。参加された方は特別展の展示・標本に、より一層の感慨を持たれたのではないでしょうか。
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