標本データベース(2021年3月)
コンコラプトル・グラシリス
標本データ
- 学名
- Conchoraptor gracilis
- 分類
- 竜盤目 獣脚亜目 オビラプトロサウルス類
- 時代
- 中生代 後期白亜紀
- 産地
- モンゴル国
関連項目
これはなに?
「貝の略奪者」という意味の名前をもち、鳥に近縁で抱卵していたと考えられている恐竜です。
概説
コンコラプトルは、鳥に近縁で抱卵していたことが知られているオビラプトロサウルス類に属しています。オビラプトロサウルス類は歯のないくちばしやとさかを持ち、ヒクイドリに似た顔つきをしていたと考えられますが、コンコラプトルには例外的にとさかがありませんでした。コンコラプトルという名前は「貝の略奪者」の意味です。これは当初、丈夫な顎で貝殻等を割ったと考えられたからです。しかし、コンコラプトルが何を食べていたのかは、いまだにはっきりと分かっていません。
展示マップ
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