博物館バーチャルツアー

バーチャルツアー

ダイノギャラリー
ダイノギャラリー

恐竜は、しばしば芸術家によって生き生きとした姿が描かれています。これまで、世界中の多くの画家によって恐竜が描かれ、恐竜が一般に親しまれてきました。エントランスホール1階にあるダイノギャラリーでは、恐竜に対する関心を高め、理解を深めていけるよう、著名な画家が描いた多数の「恐竜画」の原画やリトグラフ、精巧に復元された恐竜模型の数々を展示しています。

「恐竜」は我々人間の想像力をかき立てる生物です。人間が「恐竜」という得体の知れない生物を認識して以来、当時の科学的なデータを元に恐竜の生態や環境が復元され、それが芸術(アート)にまで発展しました。恐竜の絵画や彫刻など「恐竜アート」を専門とする「恐竜アーティスト」と呼ばれる数多くの芸術家が作品を発表してきました。「恐竜」以外でこのようなアートにまで発展した古代生物は他にないでしょう。

当館の1階には、恐竜アーティストの創作による絵画や彫刻が展示されています。絵画はほとんどが原画で、恐竜関係の出版物やポスターで掲載されたことのある有名なもので、極めて芸術的価値の高いものです。

恐竜アーティストも世界的に高い評価を受けている方ばかりです。画材も作風もさまざまで、油絵からアクリルや水彩さらにグアッシュやパステルといったものを使って描かれています。マーク・ハレット、ジョン・シビック、グレゴリー・ポールらの精巧な作品、パステルだけで植物食恐竜マイアサウラの生態を情感たっぷりに描いたダグラス・ヘンダーソンの作品、カナダの人間国宝の称号が与えられたエレノア・キッシュの遺作など、恐竜ファンだけでなく、芸術ファンの方にも十分な見応えがあるものです。さらに、しっぽを地面に着けたゴジラ型の姿勢をした恐竜を描いたウィリアム・シーリーの1960年代の作品など、その時代での恐竜研究により恐竜の背格好や風貌が異なってきていることがわかります。これらの作品は芸術的価値もさることながら、恐竜研究史的にも高く評価されるものです。

また、彫刻には映画「ジュラシック・パーク」(1993)で頭角を現したマイケル・トーシックの作品や「ジュラシック・パーク」でアカデミー賞特殊効果賞を受賞したスタン・ウィンストンが、この映画のために最初に基本制作したブラキオサウルス、ディロフォサウルス、ベロキラプトルが展示されています。何でここに展示されているのか!と目を疑いたくなるようなお宝です。

人間の想像をはるかに超える大きさや生き方をし、その時代地球上に君臨し、絶滅した「恐竜」が、アートとして生き返り、すべての作品が科学的データに基づいて制作されているだけでなく、生命力、力強さ、緊迫感を見る者に与えてくれています。今後も随時、作品を交換していきます。

「化石クリーニング室」へ戻ります
「視聴覚ライブラリー」へ進みます

福井県立恐竜博物館

〒911-8601 福井県勝山市村岡町寺尾51-11
かつやま恐竜の森内
TEL : 0779-88-0001 FAX : 0779-88-8700
info@dinosaur.pref.fukui.jp

Copyright 2000 - Fukui Prefectural Dinosaur Museum.