標本データベース(2021年3月)
コシサウルス・カツヤマ
標本データ
- 学名
- Koshisaurus katsuyama
- 分類
- 鳥盤目 鳥脚亜目 イグアノドン類
- 時代
- 中生代 前期白亜紀
- 産地
- 福井県勝山市北谷町
- 地層
- 手取層群 北谷層
関連項目
これはなに?
2008年の第三次発掘調査で発見されたイグアノドン類です。
概説
2008年8月、同一個体と考えられるイグアノドン類の骨化石5点が発見されました。その化石は上顎骨の特徴などから、新属新種のコシサウルス・カツヤマとして命名され、骨の組織から幼体(子ども)であることが分かりました。この発見によりフクイサウルスとコシサウルスが共存していたことが明らかになり、白亜紀前期当時の福井は、複数種のイグアノドン類が棲む豊かな環境であったことが分かりました。骨の特徴を比べると、体つきが「がっしり」しているフクイサウルスに対して、コシサウルスは「ほっそり」しています。
展示マップ
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