標本データベース(2021年3月)
ニッポノサウルス・サハリネンシス
標本データ
- 学名
- Nipponosaurus sachalinensis
- 分類
- 鳥盤目 鳥脚亜目 ハドロサウルス科
- 時代
- 中生代 後期白亜紀
- 産地
- ロシア サハリン
関連項目
これはなに?
日本人が初めて発見し、研究した恐竜です。
概説
ニッポノサウルスは日本人が初めて発見し、研究した恐竜です。1934年に樺太(現在のロシア連邦サハリン)で発見されました。大腿骨断面の研究の結果から、幼体であることがわかっています。短い腕や棚のような構造が発達する下顎は、近縁種に見られない特徴です。同じ時期のヨーロッパに近縁種がいるため、ランベオサウルス亜科の恐竜は両地域間を移動していた可能性があります。
展示マップ
展示室1階 恐竜の世界 > 恐竜の繁栄 > 鳥盤目