大空を飛び交う鳥たち。私たち人間はこの動物に大昔から強い憧れを抱いてきました。今、その思いは熱い視線となって恐竜と鳥との関係の研究に注がれています。
福井県立恐竜博物館開館5周年を記念し、また中華竜鳥発見10周年を記念した特別展を開催します。この特別展では、アジアとヨーロッパの鳥類誕生の時代に生きた恐竜や鳥、そのほかの動植物など約170点の実物標本を展示し、その時代の環境をわかりやすく紹介します。
区分 | 一般 | 高校・大学生 | 小・中学生 |
---|---|---|---|
個人 | 1,200円 | 1,000円 | 600円 |
団体 | 950円 | 800円 | 500円 |
中国地質科学院地質研究所は中国北京市内にあり、地質学、古生物学、岩石学、同位体地質学など中国全土の地質学に関する研究に従事している国立研究センターの一つである。1956年に設立されて、現在200人以上の国内外の研究職員が研究活動を行っている。その研究水準は高く、研究成果は中国全土の地質図作成にはじまり、中国国内や海外の学術研究雑誌に多くの論文が発表されるなど、地質学の分野において大きく貢献している。また、外国の研究機関との共同研究プロジェクトも数多く手がけており、活発な研究が現在も行われている。
ジュラ博物館は、ドイツ南部のアイヒシュテットにある自然史博物館である。ジュラ博物館は、アイヒシュテットを一望できる小高い丘にある古城の中にあり、重厚感あふれる外観になっているが、内部はその雰囲気を生かした造りになっている。展示は、アイヒシュテット周辺を含めた一帯に広がるジュラ紀後期の地層から産出する動植物化石を中心に、太古の世界をモダンな展示手法も取り入れて展開している。化石は石版石と呼ばれる板状の石灰質砂岩に保存されたものがほとんどで、石灰質砂岩の極め細かな粒子の中に細部までくっきりと保存されている化石は見事なまでの美しさがある。主な展示物としては、始祖鳥、翼竜、魚類、昆虫、アンモナイトやクラゲなどの無脊椎動物などがある。