ヒグラシや 発掘隊が 夢のあと

調査終了後の前線
調査終了後の前線

先週9月14日をもちまして、第四次発掘1年目の調査が終わりました。お盆の頃にはうるさいほど鳴いていたミンミンゼミの声は、すっかりヒグラシに取って代わられています。調査員の先生方や調査補助員として参加してくださった学生さん達、関係する業者の皆様、その他多くのご助力いただいた方々に、まずはこの場を借りて厚く御礼申し上げます。


今日で今年の発掘も終了しました

こんにちは。千秋です。福井恐竜発掘調査レポート2013、それでは始めさせていただきたいと思います。

今週はまた良い天気が戻ってきました。発掘ラストスパートには絶好でしたね。まぁ暑さも一緒に戻っていますが。もう一息がんばりましょう。


お昼ごはん

発掘現場の川向うの事務所
発掘現場の川向うの事務所

発掘現場は、博物館から車で約15分。山の中なので、そばにお昼ごはんが食べられるお店があったりはしません。ですから、お昼ごはんは学生さんたちが泊っている宿舎に頼んでお弁当を届けてもらっています。発掘を行っている崖から川を渡った反対側に、発掘期間中だけの臨時のプレハブの事務所が建てられています。プレハブの中は、博物館の職員が使う小さな部屋と、調査隊の学生さんが昼ごはんを...


初秋の発掘現場では

こんにちは。千秋です。福井恐竜発掘調査レポート2013、それでは始めさせていただきたいと思います。

今週はずっとひどい天候でしたね。あまり現場作業ができなかったようです。今日、やっと撮影に来れましたが、気温がさらに下がりまして、Tシャツだと肌寒くさえ感じますね。


貝化石もたくさん

きれいなニッポノナイアです。
きれいなニッポノナイアです。

今年も暑い中、ハンマーとタガネの音を響かせて学生たちがハンマー隊として活躍しています。「また巻貝だ」とか、「貝ばっかり」とかいう声が聞こえます。そうした中でも「この貝はどうしますか?」と保存のいいものを見せに来ると、「おお!」と喜んでしまいます。もちろん、貝化石も採集したものは博物館に持ち帰って、研究材料となります。


© 2013 Fukui Prefectural Dinosaur Museum.
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