こんにちは。千秋です。
今日の発掘現場は暑いながら湿度が低く、わりと過ごしやすい天気でした。暑さに慣れてしまったからなのかどうなのか。ともかく、熱中症にならないよう、適度に休憩を入れつつ、水分をとって、テントや扇風機を活用しながら発掘を続けていますよ。
今週のお盆ウィークにかけては福井県立大学の学生たちが多く参加しています。顔見知りの学生が多いせいか現場はにぎやかな雰囲気ですね。お互い声を掛け合って、サポートしあいながら作業をしています。その成果か、毎日の化石発見リストは何枚もに渡っていて、重要な化石もいくつか発見されています。これは今後のクリーニング(岩石からの化石の取り出し作業)の結果が楽しみですね。
現場では骨化石以上に貝化石もたくさん発見されていて、その仕分け作業にてんてこ舞いです。写真のテンバコに書いてある「マツモトイナ」「プリカトウニオ」の文字が見えますでしょうか。
こちらでは岩石カッターの登場です。通常はハンマーとタガネで化石を岩石から取り出しますが、化石がもろいなど破損の危険性がある場合には岩石カッターで切って、周囲ごと博物館に持ち帰ります。こうしていろいろな道具を使って発掘は進められます。
では私の今日の成果は、と言うと、カメ化石でした。矢印の先に、こげ茶色をした板状の物体が見えますでしょうか。石を割れども割れども、なかなか化石は出てきませんが、それでも粘るとこうして発見があるものです。また、見事な横長の二枚貝「プリカトウニオ」の写真もご覧ください。石を割っていくと、こうしたきれいな物体が顔を出すわけです。なかなか感動ものですよ。
今週と来週にかけては発掘調査の最盛期。大量に化石を発見して、クリーニング待ちのリストを積み上げてあげましょう。といったところで今回のレポートはここまでとさせていただきます。ではでは。

恐竜化石発掘現場は大忙し





