福井県の恐竜発掘
第二次恐竜化石発掘調査
福井県は、第一次の発掘調査に引き続き、福井県勝山市北谷において、第二次恐竜化石発掘調査を行いました。
1996年(平成8年度)の発掘は、7月22日から8月31日までの41日間にわたり、第一次発掘調査の崖面より奥へ約10mほりこむことにより、新たな面を出して調査を行いました。1997年度、1998年度は下流側(崖に向かって右側)へさらに200平方メートルずつ広げた場所で発掘が進められました。
第二次発掘では、小型獣脚類の幼体の脚や腕の骨、恐竜の卵の化石が発見されるなど、第一次を大幅に上まわる成果を得ることができました。
発掘現場全景(1997年当時)
泥を水で洗いながらの化石の確認作業
調査員による化石の確認作業
獣脚類の大腿骨の発見
ほぼ完全なイグアノドン類の頭骨
発見された恐竜の卵殻の化石
獣脚類幼体の化石の発見
小型獣脚類の幼体の趾骨