今年から第五次発掘調査がはじまります

発掘現場全景(赤枠が第五次調査エリア)
発掘現場全景(赤枠が第五次調査エリア)

こんにちは。千秋です。

当館の恐竜発掘調査の様子をご紹介する「福井恐竜発掘調査レポート」。今年も始めさせていただきます。

さて、第一次から第四次まで35年にわたり続けてきた発掘調査ですが、今年2026年からの第五次では、これまでとは別のエリアを掘っていきます。これまでの調査地の南側(杉山川の下流側)に隣接しているエリアです(写真の赤い枠のエリア)。ここには、これまでの発掘で主な調査対象としてきた「ボーンベッド」が延長していると推測されています。このエリアを今後20年にわたって調査していくのが、第五次発掘調査です。

雨が降り出した第五次発掘の予定地
雨が降り出した第五次発掘の予定地
博物館のバックヤードで小割り
博物館のバックヤードで小割り

さて、やって来ました恐竜化石発掘現場。今年もがんばるぞと気合いを入れて来てみたら、あいにくの雨。今日は博物館のバックヤードでの石割り作業となりました。博物館1階のスペースにブルーシートを敷いて、ハンマーやタガネを準備して。さて石割り作業の開始です。

第四次に採取した現場の岩石
第四次に採取した現場の岩石
思いがけずカメの甲らを発見
思いがけずカメの甲らを発見

今回叩く石は、第四次調査であらかじめ採取しておいたもので、こうした雨天時用に博物館に保管してあったものです。ボーンベッドの岩石ですが、風化が進んだか、石にあちこちヒビが入っています。軽く叩くとヒビに沿って石が割れてくれます。今日はなんと、カメの甲らの化石を2つも発見できました。さすがボーンベッドの岩石です。あとは貝化石がいくつか取れただけでしたが。

今日から明日にかけてはまだ雨が強い予報とのことで、明日の発掘調査も危ぶまれます。また博物館で作業となるかもしれませんね。といったところで今回のレポートはここまでとさせていただきます。ではでは。

(千秋利弘)
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