クラドゥック・ダイノサウ(恐竜の骨)を探し求める日本隊 ~日タイ恐竜プロジェクト
日本隊の紹介~




今年の冬は暑い!温度計はありませんが、30度を超えると思われる暑さが続いています。その上、風がなく、照りつける日差し。めっきり日焼けした日本隊の中には、現地人と見間違われるメンバーも出てきました。
今回のリポートでは、この2ヶ月近くにおよぶ、本年のプロジェクトに参加している日本隊のメンバーを紹介します。
日本隊隊長。タイ隊とのコミュニケーションを大切にしながら、全体の作業がスムーズに進むように、日タイ合同チームを牽引しています。
発掘地やその周辺の堆積相の記録および調査をおこなっています。トレードマークの「ヒゲ」がいっそう濃くなっています。
発掘現場のハンマー隊エリアで、前線から運ばれた大きな岩の整理や、ハンマー隊で発見された化石の修復などを主におこなっています。また、日本語を話すタイ人研究者に「福井弁」を広めています。
11月初めから最終日まで唯一フル参加の日本隊隊員。前線からハンマー隊まで幅広く仕事をこなしています。作業員が心待ちにしているタイ語を叫びます。
化石発見場所の計測や我々職員の補助的仕事をしてもらっています。また、専門分野である発掘地の堆積相などについても調べています。タイの料理が合うようで毎日「アロイ、アロイ(おいしい、おいしい)」と。
我々、日本隊の足となり、現場へ連れて行ってくれます。移動中は、タイ語の演歌(?)や流行の歌などを聞かせてくれます。
長い発掘調査もいよいよ終わりが見えてきました。しかし、まだまだ大発見があるはずです。最後まで気を抜かず、ケガをせず、あっと驚くような発見をして帰国します。