■ハンマー隊の苦労を体験

千秋です。こんにちは。

7月24日土曜日分の発掘日誌。それでは始めさせていただきたいと思います。

今日の天気は晴れ。真っ青な空に白い雲が良く映えます。毎日当然のごとく30℃を超えてきますので、暑い以外の表現が思いつきません。

さて、ハンマー隊のようすです。ようやっと新しい石、今年出てきた石のお目見えです。高圧洗浄機で表面の泥を落としていきます。アイアンで割ったり、運搬の時に結構泥がついちゃってるんですよね。さ、今年の石はどうなんでしょう?

じゃ私もちょっと叩いてみましょうかね?よし。割れたら面を調べます。ないですね。撮影しながらの片手だとやりづらいです。一応、握りこぶしより小さくなったら、もう無いと判断することになってます。ま、こんな短時間じゃ何も出ないです。当たり前ですよね。

さて。お、出ましたか出ましたか。棒状の骨ですね。これはこの面につくみたいです。今年の岩、結構期待できるんでしょうか?この調子でバンバンお願いします。

さて、前線のようすです。毎日ご覧いただいていますので、ほとんど変化がないですよね。アイアンによって地層の岩が一段一段下げられています。

岩を割ったらホースで洗浄。次はまた岩をなめるように観察です。この前線での発見がいちばん大事ですからね。期待も責任もワクワク感も大です。疲労と徒労感も大ですけどね。でも、恐竜発掘最前線にいるという自負が体を動かしているんですよね?といったところで、今日の発掘日誌、終わりにしたいと思います。ではでは。