博物館の出版物
「中国大陸の6億年」

福井県立恐竜博物館2004年の特別展には、中国大陸から、初公開となるたくさんの実物化石がやってきました。
中国大陸は、恐竜研究の先進国であるだけでなく、大地や生き物の生い立ちを知るために重要な化石産地が数多く知られています。今回の特別展示では、恐竜時代だけでなく、古生代や新生代も含め、多くの産地から発掘された貴重な標本を、美しい環境再現画とともに紹介しています。
私たちが住んでいるこの日本列島は、つい最近までユーラシア大陸の縁に位置していて、大地の歴史から見ても中国と大変深い関係にありました。すばらしい標本が紡ぎだす、過去6億年間の大地と生き物の生い立ちに、あなたも思いをはせてみませんか?
著者 | 野田芳和(福井県立恐竜博物館)、矢部 淳(福井県立恐竜博物館)、金 幸生(浙江自然博物館) |
---|---|
発行 | 福井県立恐竜博物館(2004年7月10日付発行) |
価格 | 1,000円(A4版オールカラー、90ページ) |