博物館の出版物
「新説・恐竜の成長」
恐竜博物館は2011年、最新の学説の紹介を主眼に置く新しい形式の特別展を開催しました。有名な恐竜研究者ジャック・ホーナー博士の『恐竜の多くは、実は成長段階の異なる個体だった!』という驚くべき説によるものです。特別展「新説・恐竜の成長」では、モンタナ州立大学付属ロッキー博物館の豊富で質の高い標本によってこの説を読み解いていきます。ティラノサウルスやトリケラトプスなど4つの恐竜について、多くの資料から説を考察しています。
この図録には、展示されているこれらの化石標本について、いくつもの角度からの写真を掲載し、また秀麗な復元画、解説、図版などを収録しています。研究スケッチや説明図、よくある疑問に関する答えなども収録し、とても充実した内容です。
著者 | モンタナ州立大学付属ロッキー博物館、柴田 正輝(福井県立恐竜博物館)、横田 祐子((株)ココロ) |
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発行 | 福井県立恐竜博物館(2011年7月7日付発行) |
価格 | 1,000円(A4版オールカラー、117ページ) |