博物館の出版物
「福井の恐竜新時代」

2020年の企画展「福井の恐竜新時代」では、恐竜博物館開館20周年を記念して、これまで福井県勝山市北谷町にある発掘現場で行ってきた恐竜化石発掘調査を振り返るとともに、研究で何が分かってきて何がまだ分かっていないのかなどについてご紹介しました。
1988年に最初に恐竜化石が発見されてから30年以上が経ち、発掘現場はもとより、研究についても大きく様変わりしました。恐竜博物館として体制や人員を拡充し、多分野からのアプローチによって、恐竜時代の発掘現場周辺の様相がより鮮明になりつつあります。
この図録では、企画展で紹介した研究史や、現時点での研究の解説、図表がまとめられていて、非常に盛りだくさんの内容です。またRaul Martin氏による福井の恐竜復元画も掲載しています。
著者 | 柴田正輝(福井県立大学/福井県立恐竜博物館)、薗田哲平(福井県立恐竜博物館) |
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発行 | 福井県立恐竜博物館(2020年8月28日付発行) |
価格 | 1,000円(A4版オールカラー、95ページ) |