博物館の出版物

「恐竜のくらした森 ―恐竜は花を見たか?」

表紙画像

2009年度の特別展「恐竜のくらした森 ―恐竜は花を見たか?」はこれまでと趣向を変えて、植物をテーマとしています。

「花を咲かせる植物」(被子植物)は、恐竜時代の後半になってやっとあらわれると、ごく短い期間に世界中に広まっていきました。この「花のない世界」から「花におおわれた世界」への変化は、恐竜や昆虫をはじめとする植物を食べる動物たちに大きな影響を与えたと考えられています。最初の被子植物「アルカエフルクトゥス」を軸として、植物の歴史を紐解いていくと、意外にも動物たちの暮らしぶりが見え始めてくるのです。

この図録には、特別展に展示されている貴重な化石標本の数々とともに、解説、図版、様々な時代の復元画などを収録しています。

著者 矢部 淳(福井県立恐竜博物館)
発行 福井県立恐竜博物館(2009年7月8日付発行)
価格 800円(A4版オールカラー、97ページ)

【正誤表】特別展図録「恐竜のくらした森 ―恐竜は花を見たか?」

図録中の文章等に誤りがありましたので、お詫びいたしますとともに、以下のようにご修正いただきますようお願いいたします。

ページ等
p.7(被子植物のなかま) ハウチワカエデ オオイタヤメイゲツ
p.8、13、31(図のキャプション) マツバラン マツバラン
p.18 13. エゾアジサイ(ミズキ目) 13. ムシカリ(マツムシソウ目)
p.27(アルカエフルクトゥス・シネンシスの拡大写真) の拡大 の拡大
p.46(左から4番目の恐竜シルエット) オヴィラプトル類 デイノニクス類
p.58(古地理図) トレース等に誤りがあります。
右記URLにてダウンロードしてください
古地理図
p.67(本文および右上図) 蝦夷層群 蝦夷層群
p.67(右上図のタイトル) 白亜紀植物 白亜紀被子植物
p.72(本文) 300万年前 500万年前
p.81(クックソニア復元模型~ゾステロフィルム復元模型) 羊草溝層 (なし)

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