恐竜・古生物 Q&A

恐竜は夜でも目が見えたの?

現在の夜行性の動物は、その多くが大きい眼球をもっています。恐竜の眼球は化石として残りませんが、眼球が入っていた穴が大きい恐竜は、夜行性だったかもしれません。 しかし、眼球の大きさだけでは夜行性とは言い切れません。

はっきりした答えを得るには、恐竜の眼球の構造(角膜の大きさ、角膜 かくまく 網膜 もうまく との距離)を調べなければなりません。恐竜の場合、眼球を支える骨(強膜輪 きょうまくりん )が残っていると、そこから「角膜の大きさ」を推定できます。一方、恐竜の眼球はヒトのように球体ではなく、近いなかまである鳥やワニのように押しつぶされたような形だと考えられています。そのため、「角膜から網膜までの距離」は推定が難しく、したがって特定の恐竜を確実に夜行性だと言い切ることは、今のところできません。

オルニトミムスの頭骨

オルニトミムスの頭骨。矢印で示した眼窩の中にある輪が、眼球を支える骨「強膜輪」です

(2020/12/22更新)

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