恐竜・古生物 Q&A

恐竜時代(中生代)にも哺乳類がいたの?

恐竜時代(中生代)にも哺乳類 ほにゅうるい はいました。

「最古の哺乳類の化石」とする基準は、研究者によって考え方が少し違ってはいますが、一般的には最初の恐竜と最初の哺乳類が現れたのはほぼ同じ時期だろうと考えられています。それは中生代の後期三畳紀 さんじょうき のことです。

恐竜時代(中生代)の哺乳類の化石は、 あご や歯といった断片的な資料で知られることがほとんどなのですが、中国の前期白亜紀の地層などからは、毛でおおわれた全身の様子の分かる骨格化石が数多く知られています。真三錐歯類 しんさんすいしるい 多丘歯類 たきゅうしるい という名の代表的なグループの化石は、福井県勝山市の北谷層からも発見されています。恐竜時代の哺乳類の多くは食虫性で、小さなサイズが多いのですが、前期白亜紀には体長1mにもなる中型犬ほどの肉食性哺乳類もいました。

恐竜時代の哺乳類の多くは絶滅しています。私たちがよく知っている現在も生きている哺乳類は有袋類 ゆうたいるい 有胎盤類 ゆうたいばんるい です。それらの祖先となる最古の化石は後期ジュラ紀の地層から知られています。

前期白亜紀の真三錐歯類ゴビコノドン

前期白亜紀の真三錐歯類ゴビコノドン。当時としては大きく、猫ほどのサイズでした

(2020/12/22更新)

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