恐竜・古生物 Q&A

カブトガニは現在の形にいつ進化したの?

ジュラ紀には、すでに現在のカブトガニと外見がほぼ同じ種類が存在していました。カブトガニが「生きている化石」と呼ばれるのはこのためです。

ちなみに、さらにさかのぼった石炭紀では、現在のカブトガニと似たような前体・後体に分かれたからだを持つ種類(ユープロオプス属)が知られています。より古いカンブリア紀の節足動物のうち、肢のパターン(数対の歩脚と数対の板状の脚をもつ)がカブトガニに似たものには、カナダ・バージェスのシドネイア属や、中国・澄江のスクアマクラ属などがあげられますが、これらは現在のカブトガニのように甲羅が前体・後体の2枚ではなく、後体にあたる部分には10枚弱の甲羅があります。

【回答は三葉虫の専門家である鈴木雄太郎先生(静岡大学理学部地球科学科)にご協力いただきました。】

ジュラ紀のカブトガニ類の化石

ジュラ紀のカブトガニ類の化石。現在のカブトガニとほとんど変わらないすがたをしています

(2020/12/22更新)

福井県立恐竜博物館
所在地:
〒911-8601
福井県勝山市村岡町寺尾51-11
かつやま恐竜の森内
TEL:
0779-88-0001(代表)
 
0779-88-0892(団体受付)

©2000 - Fukui Prefectural Dinosaur Museum.