恐竜・古生物 Q&A

化石はどうやってできるの?

化石とは、昔の生き物の遺骸 いがい 痕跡 こんせき が地層中に埋もれて保存されたものをいいます。化石には、限りなく石に近くなってしまったものもあれば、元の成分とほとんど変わらないものもあります。化石となっている生き物や器官(部位)も様々なので、すべての化石のでき方をひとつのシナリオで説明することはできません。最も多いと考えられるでき方として、骨やある種の木の化石でよく考えられる例があります。まず、化石となるものが土砂などに埋もれます。次に、周りの土砂から石の元となる成分がゆっくりと染み込みます。これが進むと、骨などが石の元となる成分と置き換わり、石のような化石になると考えられています。

一般的に、化石となる部位の強さ、土砂などがたまりやすい場所へ運ばれる可能性の高さが、化石としての残りやすさに関係してきます。また、たとえ もろ いものだとしても、バクテリアなどに分解されない特殊 とくしゅ な環境におかれることで、化石として保存されることがあります。

化石化から発見までの一例を示した模式図

化石化から発見までの一例を示した模式図。まずその場にいた生物が死亡し、土砂に埋もれます(①~③)。土砂に埋もれる前に食べられたり分解されたりしてしまうと、化石にはなりません。地層中で周りの石の成分と置き換わり、化石化して(③)、地殻変動で地上まで地層が移動し(④)、誰かに発見されます(⑤)。埋もれた後、水のはたらきや熱・圧力などで壊れてしまってもやはり化石にはなりません

(2020/12/22更新)

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