イベントのご案内
博物館セミナー「生物の歴史を探る 三葉虫の自然史」
このイベントは終了しました。
- 日時
- 11月28日㈰ 13時00分~14時30分
- 内容
- 三葉虫のネームバリューは非常に高いのですが、実際どのような形をした種類がいるのかについてはそれほどよく知られていないと思われます。まずさまざまな形をした三葉虫を見たうえで、過去の研究例をひも解きながら三葉虫の古生態的、または生物的側面を理解し、その後私自身の着目点を交えながら現在の問題点やアプローチなどについてお話していきたいと考えています。絶滅した生物を理解するにはどうすればよいか?それが私のテーマです。
- 講師
- 静岡大学助手 鈴木雄太郎 先生
- 場所
- 研修室
- 対象
- 一般 90名
このイベントは終了しました。
鈴木 雄太郎 助手
Dr. SUZUKI, Yutaro
1972年宮城県仙台市生まれ。東北大学で古生物学を学び、2000年に博士号所得。在学中にスウェーデン王立博物館のヤン・ベリーストルームに師事。
骨格を持つ生物が海底につくり出す“礁”、そこに生息した三葉虫の生態と形態との関わりを研究。そのために現生の節足動物の体のつくりも学ぼうとし、魚市場では家族そっちのけでエビやカニなどに見入っている。
現在静岡大学理学部生物地球環境科学科助手。同大の甲殻類貝形虫を専門とする塚越哲助教授とともに節足動物の自然史ゼミを合同開催。