恐竜博物館の海外客員研究員
フィリップ・カリー博士 Dr. Philip J. Currie
フィリップ・カリー博士
- 所属
- カナダ・アルバータ大学 教授
- 紹介
- 肉食恐竜研究の世界的権威。当恐竜博物館とは恐竜化石に関するアドバイザーとして開館以前から関わっており、東 洋一の論文共著者としてフクイラプトル(Fukuiraptor kitadaniensis)を新属新種として世に送り出した。
董 枝明 教授 Dr. Dong Zhiming
董 枝明 教授
- 所属
- 中国科学院古脊椎動物古人類研究所 教授
- 紹介
- 中国の恐竜研究の第一人者。開館以前から様々な面における当恐竜博物館の研究活動に対して支援をいただいてきた。これまでに北谷での発掘調査にも何度も参加し、その都度アドバイスをいただいている。当恐竜博物館の陰の立役者。
リンチェン・バルスボルド博士 Dr. Rinchen Barsbold
リンチェン・バルスボルド博士
- 所属
- モンゴル科学アカデミー古生物研究センター 前所長
- 紹介
- モンゴルの恐竜研究の権威。当恐竜博物館の前身である福井県立博物館におけるモンゴル恐竜発掘調査の時分から協力関係を築いている。開館後も国際恐竜シンポジウム(2008年開催)などで、来館している。
孫 革 館長 Dr. Sun Ge
孫 革 館長
- 所属
- 遼寧古生物博物館 館長
- 紹介
- 中国の中生代植物化石研究の第一人者。中国遼寧省産出の最古の被子植物などを研究している。平成21年度特別展「恐竜のくらした森—恐竜は花を見たか」開催において、標本借用その他で協力をいただいた。
李 隆濫 博士 Dr. Yuong-Nam Lee
李 隆濫 博士
- 所属
- 韓国・ソウル大学 教授
- 紹介
- 韓国における恐竜研究の権威。足跡化石や翼竜なども手がける。北谷の発掘現場には開館前から足を運んでおり、これまでに種々の助言を授かっている。当恐竜博物館発行の紀要に投稿された英文原稿の査読を依頼することも多い。
季 強 教授 Dr. Ji Qiang
季 強 教授
- 所属
- 河北地質大学 終生特聘教授
- 紹介
- 中国の熱河生物群(中生代)の研究を精力的に行う。羽毛恐竜の研究から恐竜と鳥類の関係に関する論文も多数ある。平成17年度特別展「大空に羽ばたいた恐竜たち」で中国からの借用標本に関して協力をいただいた。
金 幸生 博士 Dr. Jin Xingsheng
金 幸生 博士
- 所属
- 浙江自然博物院 研究員
- 紹介
- 浙江省産出の恐竜および卵化石を研究。当恐竜博物館に研修生として1年近く滞在して研究を行った後、浙江省で卵化石の研究を続け、2009年に富山大学で博士号を取得。当恐竜博物館による中国での発掘調査に協力をいただいている。
ルオ・ゼシー博士 Dr. Luo Zhe-Xi
ルオ・ゼシー博士
- 所属
- シカゴ大学 教授
- 紹介
- 哺乳類の初期進化の権威。中国遼寧省から産出した最古の真獣類や後獣類の研究を手がける。平成20年度特別展「絶滅期の恐竜と新時代の生き物たち」開催の際に、標本借用その他で支援をいただいた。
周 忠和 教授 Dr. Zhou Zhonghe
周 忠和 教授
- 所属
- 中国科学院古脊椎動物古人類研究所 所長
- 紹介
- 中国大陸の中生代の鳥類を中心に記載・分類し、その起源や初期進化、放散を研究している。また、白亜紀前期の熱河生物群の研究も行っており、同じ時代である北谷の鳥類化石の研究を当恐竜博物館と共同で進めている。中国科学院院士。
徐 星 教授 Dr. Xu Xing
徐 星 教授
- 所属
- 中国科学院古脊椎動物古人類研究所 教授
- 紹介
- 中生代の中国産恐竜の系統分類や、獣脚類の飛行の起源を研究している。中国各地から発見された40種以上の新種恐竜を記載。北谷の発掘調査で発見された新属新種の恐竜であるフクイベナートルの共同研究者。中国科学院院士。
尤 海魯 教授 Dr. You Hailu
尤 海魯 教授
- 所属
- 中国科学院古脊椎動物古人類研究所 教授
- 紹介
- 中国北西部・甘粛省の前期白亜紀の恐竜について、精力的に研究。獣脚類、鳥脚類、角竜やヨロイ竜など、研究対象は多岐にわたる。当恐竜博物館とタイとの共同発掘調査で発見された新属新種の恐竜であるシリントーナの共同研究者。