7月4日、第3次発掘調査の準備中に大型の恐竜の骨化石が発見されました。発見された骨は長さ約90cm、幅約25cmです。発見直後であり詳しいことは判断できませんが、恐らく竜脚類の上腕骨ではないかと考えられます。過去の発掘調査では竜脚類の歯の化石のみが見つかっていることから、全身骨格の復元へと夢が広がります。
この骨化石を8月1日から31日までの予定で9月2日㈰まで一般公開しております。場所は展示室1階日本の恐竜コーナーです。9月3日以降クリーニング室に移動し、クリーニングが行われます。発見したての骨化石、間近でご覧になるチャンスです。ぜひ福井県立恐竜博物館にお越しください。
8月9日、今度は竜脚類の尺骨化石が発見されました。上記の上腕骨の発見地点から3mほどしか離れていない場所からです。長さは約45cm、幅は最大で12cm。この尺骨化石も同時に公開しています。