大型竜脚類であるカマラサウルス骨格が、福井県立恐竜博物館に到着しました。10月27日、この到着と開梱のようすを報道関係者に公開しました。
今回当博物館に到着した全身骨格は、アメリカ・ワイオミング州で発掘された大型竜脚類カマラサウルスです。福井県が来年開館10周年を迎える博物館に、展示の目玉として購入しました。全身の骨が約95%も残っているとされ、復元されると全長は15mにもなります。骨格は、骨の部位ごとに分けて木箱に入れられ、空輸された関西空港からトラックで運搬されました。
骨化石は、周囲を石膏で固められた状態です。当館では、今後数年かけてクリーニング(骨化石の取り出し作業)と復元を行っていきます。作業の一部については、みなさんにご覧いただく予定です。ご期待ください。