このたび、当館佐野晋一主任研究員の研究成果が高く評価され、当館としては初めて、日本古生物学会の2015年度学術賞を受賞し、6月24日㈮に福井県立大学で開催された日本古生物学会年会の総会において表彰されました。
この賞は、地方博物館の研究員としては過去に4人しか受賞しておらず、今回の受賞により、当館の研究レベルの更なる向上につながるものと期待されます。
(受賞題目「厚歯二枚貝類の分類学的・古生態学的研究」)
【参考】日本古生物学会による表彰
日本古生物学会は、古生物学界では国内で最も権威のある学会とされており、同学会の表彰には、学会賞、学術賞、論文賞、貢献賞、ポスター賞の5種があります。
このうち学術賞は、優れた研究成果を挙げた研究者の中から特に優秀な者に奨励のために授与されます(毎年1~3名)。
1960年からこれまでに、今回の受賞者を含めて95人が受賞しており、当館では初の受賞で、地方博物館の研究者(受賞当時)では5人目となります。
日本古生物学会のホームページ http://www.palaeo-soc-japan.jp/