| 2018年9月8日 |
研究職員の今井です。
発掘レポートには初登場ですが、発掘は学生時代から参加させてもらっていて、通算6年目です。
普段は発掘現場から見つかった恐竜の卵や恐竜時代の鳥の研究をしていて、今年もそんな化石が出てこないかなとハンマーをふるっていました。
さて、2018年度の発掘も9月8日で無事終了になりました。
9月に入ってからは猛暑も峠を越えて涼しくなってきましたが、今度は例年以上に豪雨や台風と天気には悩まされる年だった気がします。
しかし、悪天候にも負けない発掘補助員の皆さんの根気と集中力のおかげで、今年もたくさんの化石を発見することができました。(写真1)
発掘された化石はこれからクリーニングされますが、今年見つかった化石を全てお見せできる状態にするにはだいぶ時間がかかりそうです。
発掘の最後には発掘現場のプレハブ小屋を片付け、使った道具をきれいに洗います。
1ヶ月半の発掘でドロドロになってしまった恐竜カーもリフレッシュです。(写真2)
あとは、頑張ってくれた発掘補助員さんたちと私たち職員にも、少しリフレッシュが必要ですね。
毎年夏の発掘が終わると、にぎやかで忙しい日々が終わって少し寂しく感じます。
しかし、秋からはクリーニングが終わった化石を見ることが、そしてそれを研究するのが楽しみでもあります。
発掘レポートは今回でおしまいですが、今年の発掘の成果はいずれ皆さんにご報告できると思うので、ぜひお楽しみに。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!(写真3)
また来年お会いしましょう!!