国天然記念物の文化財指定について

2017年2月9日

昨年2016年11月18日㈮、国の文化審議会から文部科学大臣に対し、本県が発見した恐竜化石とその発掘現場が国指定の天然記念物として答申されたところですが、2017年2月9日㈭の官報告示により、恐竜化石としては全国で初めて国の天然記念物に指定されました。

名称所在地所有者
勝山恐竜化石群及び産地福井県勝山市村岡町寺尾51-11福井県(化石)
福井県勝山市北谷町杉山14-3-2の一部 他勝山市(土地)

内容

【天然記念物】勝山恐竜化石群及び産地

所在地
(恐竜化石)福井県勝山市村岡町寺尾51-11
(調 査 地)福井県勝山市北谷町杉山14字滝ヶ平3-2の一部 他
所有者
(恐竜化石)福井県
(調 査 地)勝山市
指定員数
フクイラプトル<44点>・フクイサウルス<16点>、フクイティタン<20点>、コシサウルス<5点>、フクイベナートル<154点>
指定面積
4,557.83m²

概要

日本産の恐竜化石は、これまでに北海道、岩手県、岐阜県、兵庫県、長崎県など17道県で発見されている。福井県では、勝山市北谷地区で恐竜化石発見を目標に、1988年(昭和63年)に予備調査を、1989年(平成元年)から発掘調査を実施してきた。第一〜三次調査(第一次─1989年(平成元年)〜1993年(平成5年)度、第二次─1995年(平成7年)〜1999年(平成11年)度、第三次─2007年(平成19年)〜2011年(平成23年)度)により、我が国で最初に命名された肉食恐竜、フクイラプトルをはじめ、フクイベナートル(小型肉食恐竜)や三種類の草食恐竜(フクイサウルス、コシサウルス、フクイティタン)の恐竜化石が発見され、その他にワニ類、カメ類、魚類などの骨化石も多数発掘されている。これまでの北谷地区の発掘調査の結果、我が国の恐竜産地として最多種の恐竜が産出し、恐竜時代の古環境が最も明らかにされている地域であることが判明している。また、勝山市北谷産の恐竜化石は、恐竜研究の記念碑的に位置づけられるものであり、我が国を代表する恐竜の自然史遺産として学術的価値が高く、永く後世にのこし伝えていくものである。

参考

経緯
発掘調査の歴史(福井県の恐竜発掘)
恐竜化石
(恐竜図鑑)
発掘調査現場全景(指定範囲)
発掘調査現場全景(指定範囲)

福井県立恐竜博物館

〒911-8601 福井県勝山市村岡町寺尾51-11
かつやま恐竜の森内
TEL :0779-88-0001(代表)
0779-88-0892(団体受付)
FAX :0779-88-8700
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