標本データベース(2024年7月12日更新)
ヒパクロサウルス・ステビンガーイ
標本データ
- 標本名
- ヒパクロサウルス・ステビンガーイ
- Hypacrosaurus stebingeri
- 分類
- 鳥盤類 鳥脚類 ハドロサウルス科 ランベオサウルス亜科
- 時代
- 中生代 後期白亜紀
- 産地
- アメリカ モンタナ州
関連項目
これはなに?
頭頂部の半月形をした「とさか」が特徴の草食性恐竜です。
概説
ヒパクロサウルスのおとなは、前上顎骨と鼻骨でできたトサカが大きく盛り上がっていることで知られます。このトサカは、鳴き声を出したり、トサカそのものを目立たせたりすることで、種同士のコミュニケーションに利用したと考えられています。しかしこの標本は子どもの個体で、トサカはまだあまり目立ちません。巣や卵から成体(おとなの個体)まで数多くの化石が見つかっているため、誕生や成長に関する研究が進み、ふ化するのに90日程度かかったこと、数年で性的に成熟し、10年程度で体の大きさが最大にまで成長したことがわかっています。
展示マップ
展示室1階 恐竜の世界 > 恐竜の繁栄 > 鳥盤類