標本データベース(2024年7月12日更新)
コシサウルス・カツヤマ
標本データ
- 標本名
- コシサウルス・カツヤマ
- Koshisaurus katsuyama
- 分類
- 鳥盤類 鳥脚類 イグアノドン類 ハドロサウルス上科
- 時代
- 中生代 前期白亜紀
- 産地
- 福井県勝山市北谷町
- 地層
- 手取層群 北谷層
関連項目
これはなに?
2008年の第三次発掘調査で発見されたイグアノドン類です。
概説
2008年、同一個体とみられるイグアノドン類の骨化石5点が発見され、上あごの骨の特徴などから新種として学名がつけられました。骨組織の研究により、まだ子どもの化石であることもわかっています。頭の形が丸みを帯びてがっしりとしているフクイサウルスに対して、コシサウルスは一般的なイグアノドン類に似て、ほっそりとした顔つきです。コシサウルスの発見から、当時の福井は複数種のイグアノドン類が生息する豊かな環境だったと言えます。
展示マップ
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