標本データベース(2024年7月12日更新)
マツモトイナ・マツモトイ

標本データ
- 標本名
 - マツモトイナ・マツモトイ
 - Matsumotoina matsumotoi
 - 分類
 - 軟体動物門 二枚貝綱 シュードヒリア科
 - 時代
 - 中生代 前期白亜紀
 - 産地
 - 福井県勝山市北谷町
 - 地層
 - 手取層群 北谷層
 
関連項目
これはなに?
福井県の恐竜発掘現場で発見できる二枚貝の化石です。
概説
北谷層から見つかる貝類化石は、現在の河川に生息している淡水生貝類の仲間です。特に発掘現場からは、タニシ類やヒラマキガイ類などの巻貝類のほか、トリゴニオイデス属やマツモトイナ属、プリカトウニオ属などの二枚貝類の化石が多数見つかります。これら3種の二枚貝化石には、実は生きていた当時の模様が保存されていることが、2022年に明らかになりました。淡水生二枚貝化石に模様が残っている例は極めて珍しく、世界最古で日本初、化石記録として世界2例目の事例になりました。
展示マップ
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