標本データベース(2024年7月12日更新)

恐竜ステノニコサウルスの一種

ステノニコサウルスの一種

標本データ

標本名
ステノニコサウルスの一種
Stenonychosaurus sp.
分類
竜盤類 獣脚類 テタヌラ類 トロオドン科
時代
中生代 前期白亜紀
産地
カナダ アルバータ州

関連項目

| さ行の標本 | 中生代 / 白亜紀 | 恐竜 / 竜盤類 / 獣脚類 |

これはなに?

雑食性とみられる大型のトロオドン科です。

概説

この標本は、近縁種の骨格を参考に一部復元されたものです。全身の骨格は未だに見つかっていませんが、トロオドン科としては大型の部類と考えられます。足の大きなかぎ爪を武器とするドロマエオサウルス科と特に近縁な関係にあり、足の第Ⅱ趾がもち上がるようになっていますが、かぎ爪はそれほど大きくありません。一般的な肉食恐竜とは異なり、口には小さな歯が多く並んでいます。また、それぞれの歯のふちにみられるギザギザ(鋸歯)が大きい点は、雑食性を示す特徴と考えられています。

展示マップ

展示室1階 恐竜の世界 > 恐竜の繁栄 > 竜盤類ステノニコサウルスの一種の展示場所



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所在地:
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