標本データベース(2024年7月12日更新)
ミイラ化したブラキロフォサウルス・カナデンシス
標本データ
- 標本名
- ミイラ化したブラキロフォサウルス・カナデンシス
- Brachylophosaurus canadensis mummy
- 分類
- 鳥盤類 鳥脚類 ハドロサウルス科 サウロロフス亜科
- 時代
- 中生代 後期白亜紀
- 産地
- アメリカ モンタナ州
関連項目
これはなに?
ミイラ化したブラキロフォサウルスの貴重な標本です。
概説
サウロロフス亜科に属するハドロサウルス科の恐竜で、北米中西部から全身骨格を含む多くの化石が発見されています。特に「レオナルド」というニックネームがつけられたこの個体は、ウロコやクチバシ、爪などを残したミイラ化石で、世界で最も保存状態の良い恐竜化石の一つとして認定されています。レオナルドでは、死ぬ直前に食べていた植物が胃のあたりから見つかりました。シダやソテツ、被子植物など多岐にわたり、ブラキロフォサウルスがあまり植物を選り好みせず食べていたことがわかりました。(所蔵:グレートプレーンズ恐竜博物館/2033年までの期間展示予定)
展示マップ
展示室1階 恐竜の世界 > 恐竜の繁栄 > 鳥盤類