標本データベース(2024年7月12日更新)
パキケファロサウルス・ワイオミンゲンシス(幼体の頭骨)
標本データ
- 標本名
- パキケファロサウルス・ワイオミンゲンシス(幼体の頭骨)
- Pachycephalosaurus wyomingensis (juvenile)
- 分類
- 鳥盤類 周飾頭類 堅頭竜類
- 時代
- 中生代 後期白亜紀
- 産地
- アメリカ
関連項目
これはなに?
以前はドラコレックスと呼ばれていた、パキケファロサウルスの幼体の頭骨です。
概説
アメリカ西部の白亜紀末の地層からは、パキケファロサウルスとは頭の形が異なる2種類の堅頭竜類の化石が発見されています。一つは小さめのドームと後頭部から後ろに向かって伸びるトゲをもつタイプで、スティギモロクという学名が与えられました。もう一つは後頭部のトゲはあるものの、頭頂部が平らで穴が2つあいているタイプで、ドラコレックスと名付けられました。しかしその後の研究で、いずれもパキケファロサウルスの子どもであると考え直されました。ドームやトゲを含む頭の形が異なるのは、成長によって変わったためとされています。
展示マップ
展示室1階 恐竜の世界 > 恐竜の繁栄 > 鳥盤類