これはなに？

後期ジュラ紀の北米にいた小型の草食性恐竜です。

概説

ジュラ紀に生息した原始的なイグアノドン類の一種で、中でも円錐状の親指（第I指）が特徴的なアンキロポレクス類に属します。より原始的な鳥脚類と比べると、頭骨が長く、大きな歯をもっています。また、ほかのアンキロポレクス類と違って、手にははっきりと分かれた5本の指がありますが、この手は物をつかむというよりは、四足歩行時に体重を支えることに使われていたようです。この標本はまだ子どもで、おとなになると全長6 mほどになります。

展示マップ

展示室1階 恐竜の世界 > 恐竜の繁栄 > 鳥盤類