標本データベース(2024年7月12日更新)
パラサウロロフス・ワルケリ(頭骨)
標本データ
- 標本名
- パラサウロロフス・ワルケリ(頭骨)
- Parasaurolophus walkeri
- 分類
- 鳥盤類 鳥脚類 ハドロサウルス科 ランベオサウルス亜科
- 時代
- 中生代 後期白亜紀
- 産地
- 北アメリカ
関連項目
これはなに?
後頭部にのびる長い突起が特徴の草食性恐竜の頭部です。
概説
鳥脚類のランベオサウルス類には、特徴的なトサカが発達しています。中でもパラサウロロフスの頭の後ろに長く伸びたトサカは特異なものです。その中は空気の通り道になっており、中空の管で空気を振動させることで、トロンボーンのように音を出していたと考えられています。また、頭の内部にある内耳という器官を解析したところ、ランベオサウルス類はトサカから発せられる音の音域を特によく聞き取れたこともわかりました。このトサカから出す音を使って、パラサウロロフスなどは仲間とコミュニケーションをとっていたようです。
展示マップ
展示室1階 恐竜の世界 > ダイノラボ