恐竜図鑑
剣竜類
首から尾にかけて、板状の骨や細長いトゲを備えたグループです。中期から後期ジュラ紀に繁栄し、一部は前期白亜紀まで、北半球やアフリカで生息していました。背中側の板状の骨は2列に並んでいて、体温調節やディスプレイの役割を担っていたとされます。尾の先のスパイク状のトゲ(サゴマイザー)は、強力な武器として使われました。前あしが後ろあしに比べて短く、頭が低い位置にあることから、主に背丈の低い植物を食べていたと考えられています。