2010年7月8日、中国地質科学院地質研究所の季強教授をお迎えし、福井県立恐竜博物館と中国地質科学院地質研究所との姉妹提携調印式を行いました。
北京市内にある同所は、中国全土の地質学に関する研究を行っています。中国国内はもとより海外の学術研究雑誌にも多くの論文を発表するなど、活発な活動は地質学の発展に大きく貢献しています。恐竜や鳥類の進化の研究、特に中華竜鳥や尾羽鳥、始祖鳥類など第一級資料の発見と研究において、高い評価を得ています。
当館と同所は2003年頃から調査研究、展示資料で協力関係にあり、2005年特別展での標本借用、中国山西省での発掘調査など、交流を続けてきました。今後両館がともに飛躍するため、この提携はとても大きな力となることでしょう。