標本データベース
コシサウルス・カツヤマ

これはなに?
2008年の第三次発掘調査で発見されたイグアノドン類です。
概説
2008年8月、同一個体と考えられるイグアノドン類の骨化石5点が発見されました。その化石は上顎骨の特徴などから、新属新種のコシサウルス・カツヤマとして命名され、骨の組織から幼体(子ども)であることが分かりました。この発見によりフクイサウルスとコシサウルスが共存していたことが明らかになり、白亜紀前期当時の福井は、複数種のイグアノドン類が棲む豊かな環境であったことが分かりました。骨の特徴を比べると、体つきが「がっしり」しているフクイサウルスに対して、コシサウルスは「ほっそり」しています。
展示マップ
展示室1階 恐竜の世界 > 手取層群の恐竜 > 福井県の恐竜
