標本データベース(2024年7月12日更新)
ティラノミムス・フクイエンシス
標本データ
- 標本名
- ティラノミムス・フクイエンシス
- Tyrannomimus fukuiensis
- 分類
- 竜盤類 獣脚類 テタヌラ類 オルニトミモサウルス類
- 時代
- 中生代 前期白亜紀
- 産地
- 福井県勝山市北谷町
- 地層
- 手取層群 北谷層
関連項目
これはなに?
福井県勝山市の発掘現場で見つかった「ダチョウ恐竜」の仲間です。
概説
1998年から2019年にかけて発見されたオルニトミモサウルス類の化石をもとに、2023年に新種として発表されました。後ろあしが長くダチョウのような姿をした小型獣脚類ですが、腰の骨にティラノサウルス上科とよく似た特徴をもつことなどから、「暴君(ティラノ)もどき」を意味する学名がつけられました。化石は複数個体のものが見つかっており、平均して全長2 mほどと考えられます。生きていた時代や地域の観点から、オルニトミモサウルス類の進化史を探る上で重要な存在です。
展示マップ
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