これはなに？

鼻の上に１つ、目の上に２つの角をもつジュラ紀の肉食恐竜です。

概説

鼻の上に1つ、目の上に2つの突起をもつ頭部が特徴的な、ケラトサウルス類を代表する肉食恐竜です。このグループはジュラ紀の初めごろに出現し、大量絶滅が起こる白亜紀末まで、非常に長期間にわたって繁栄しました。初期の獣脚類に比べ、手の指は4本と少なくなっており、さらに一番外側の指（第IV指）が小さくなっています。一方で、上あごの歯の並びが目の下あたりまで伸びている点は原始的です。展示されている骨格はまだ若い個体のもので、成長すると全長は6 m近くに達し、頭部の突起も相対的に大きくなります。

展示マップ

展示室1階 恐竜の世界 > 恐竜の繁栄 > 竜盤類