標本データベース(2024年7月12日更新)
デイノニクス・アンティロプス
標本データ
- 標本名
- デイノニクス・アンティロプス
- Deinonychus antirrhopus
- 分類
- 竜盤類 獣脚類 テタヌラ類 ドロマエオサウルス科
- 時代
- 中生代 前期白亜紀
- 産地
- アメリカ ワイオミング州
関連項目
これはなに?
小型の肉食恐竜で、後ろあしの爪のひとつが際だって大きいのが特徴です。
概説
「恐ろしい爪」を意味する名前のとおり、手足に鋭いかぎ爪を備えた肉食恐竜です。足では第Ⅱ趾のかぎ爪が特に大きく、指の骨も特殊化していて高く振り上げることができました。そのため、歩く時や走る時には爪をもち上げて鋭さを保ち、いざという時に一気に振り下ろす、強力な武器だったと考えられます。また、尾の個々の骨は前後の突起が細長く伸びて、互いにしっかりと組み合わさっています。これにより、尾は全体としてよくしなる棒のようになり、体のバランスをとるのに役立っていました。
展示マップ
展示室1階 恐竜の世界 > 恐竜の繁栄 > 竜盤類